(第188話)社交ダンスの華「ワルツ」XⅣ スイングの原点を教える

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今の今まで
「ダンスなど、アッシにはかかわりのねぇこと」
だった全くの素人さんの初めてのレッスンで

ウインナ・ワルツを教えている

・・・なぁんて言ったら驚かれちゃうだろうなぁ。
でも本当。
で、一石二鳥を狙って、

スイングという

トビきり大切なテクニックまで
体感させてしまうんだ。
ズンチャッチャッ ズンチャッチャッ 
ズンチャッチャッ ズンチャッチャッ・・
みんなすごく楽しそう!
ソレにとっても上手だよ。

実はコレ、欧米方式のレッスン方法なんだ。
マンボやジルバよりも先に、ウインナワルツを教える、
ナゼってムッチャ簡単だから。
落ちこぼれる人は絶対にいない。
もちろん、お年を召された方だって、
小さな子供だって大丈夫だよ。

ダンス初体験のときに

スイングって一体ナニ?

を理屈なく体感できるって、すごく良いことなんだ。
なぜって、

音楽に合わせて

心地よくカラダを揺らす=

スイングすることがダンスの原点


だもんなぁ。
どれほど強調してもまだまだ足りないほどに大切な、
いわばダンスの本質でしょ?
ソレを、しょっぱなからやっちゃうわけだから、
立派な潜在意識への“スリコミ”になるわけ。
ひょっとして、欧米の人たちのダンスに見える
独特の浮遊感のあるスイングは、
こういう体験から生まれたものかもね。
 
え? どんなことしているのかって? 
体験してみたいって?
良いけど、お遊戯みたい!!
だってビックリしないでね。



「スイングダンスにおいて“スイング”は、
ものすごく重要だ、
ということは頭では分かっていても、
実はカラダではハテナって人は案外多いと思うのね。
カラダがただ移動しているのと、
スイングしているのは大違い
なんだけれど、
実は区別がつきにくい点でもあるの。
つまり、一体どんな体感をスイングというのかって、
いまいち分からない・・・」

ジュンコ先生はそう切り出した。


「ということで、
初心に戻っていただいてスイング体験してみましょうか?


プラクティス用・ウインナ・ワルツの初級編

2ステップ ウインナ・ワルツ

すごく簡単なんだけれど、
意外や秘められたテーマは奥深いものがあるのよ。
何かって言うと、

スイングとは

“風や波”であるという体感


ワルツに必要な、
さまざまな種類のスイングを体感できるというわけね」



「え?ワルツに、
そんなたくさんの種類のスイングがあるのですか?」

トシ子さんの質問だ。



「エエ、ワルツ自体の踊りは
振り子のスイングサイドスイング
の組み合わせからできているけれど、

カラダのパーツで言うなら、
肩~腕の        ショルダー・スイング 
体幹部の        ボディ・スイング
腰~太ももの部分の ヒップ・スイング
ヒザ~ふくらはぎの  レッグ・スイング
足首から下の     フット・スイング

あ、それから、頭の部分のヘッド・スイング



「ヘッド・スイング?」
みんなはちょっと驚いているが・・・。



「ヘッド・スイング?に間しては、
非常に重要だけれど認識がちょっと難しいから
また特別にお話しするとして・・・。
これらのすべてのスイング感覚を
2ステップ・ウインナ・ワルツの中で、
体験してもらえると思うわ。
ソレと共に、
足でシッカリと踏ん張り立ってしまったら、
スイングは起こらない

ってことも感じてもらえると思うのよ」


2ステップ・ウインナ・ワルツ

音楽に合わせてステップ&タップを行う
=足をステップして、
次の足をタップ(軽く床をたたく)すること。
タイミング1でステップして2・3はタップ
後は音楽に合わせ、カラダ全体で踊ってみよう!!

男性 
右足から前に前進ステップ、左足をタップさせる。
左足、後ろにステップ、右足をタップさせる。

右足、横にステップ、左足をタップさせる。
左足 横にステップ、右足をタップさせる。

女性
左足から後ろに後退ステップ、右足をタップさせる。
右足、前にステップ、左足をタップさせる。

左足、横にステップ、右足をタップさせる。
右足 横にステップ、左足をタップさせる。

男性が好きなときに前後の運動から横の運動に、
また横から前後へと切り替え、女性はそれに反応する。

発展版として 
セパレーション(距離感を感じあう勉強になるため、
是非取り入れてみよう)
男性と女性がステップ&タップしながらひっついたり、
離れたりする。

男性 
右足、後ろにステップ、左足をタップさせる。
左足、前にステップ、右足をタップさせる。

女性 
左足、後ろにステップ、右足をタップさせる。
右足、前にステップ、左足をタップさせる。


3拍子を踏み変えず、2歩で踊るところがミソ。
ボディの推進力から起こるスイング練習になる。
カラダの全体、それぞれのパーツに
スイングがかかることでバランスを取り続け、
踊り続けていられる。
決して足だけで、
“こいで”踊っている感じではないだろう。
(試しに足のステップ・タップだけやってみて。
ドンだけ味気ないかが分かるね)
じゃ、音楽に乗って楽しく踊ろう。
(一曲ホンキで踊ったらかなりのスタミナ消耗か・・・)



      続く 第189話へ



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コメント

  1. 三郎 より:
    SECRET: 0
    PASS: b427c90b069896a917d44ad8c9407cc5
    こんばんは。

    こんなに多くの、スウイングがあるのですね。
    自分はどんな、スイングかと考えました。
    ワルツは、上手な人は、かがとをうかした人がおおいですね。ボールで立ち、甲をブリッジして、かがとが、わずかに床からういている。

    私は、スイングの加速を作るのは、かがとの強い踏み込みだと、考えます。そのために、前のステップでは、2より3がさらに、高くライズして、重力に逆らい、エネルギーの蓄積を行い、スイングの1で、かがとを意識して、一気に放出すると思っています。

    練習では、pは、毎回、先生から、NGでした。
    女性の筋力は、男性の7,80パーですので、やむ得ないですね。見かねて、パワーを落とすと、すごくしかられました。見える
    のですね。先生は、pは必ず、ついてくから、手を抜くなといつていました。正直、今でも、不満なときがあります。

    ジュンコ先生は、男性と女性の体格さ、筋力差をどう、解決されましたか。学連物語では、リーダーは、大型と感じましたので。
    やはり、内層筋の鍛錬でしょうか?。

    第二の質問ですが、プロ上手のひとの、ウインナーワルツをみますと、2のとき、左側を突き上げるように、みえます。
    ワルツのリズムの、1より、2に強いアクセントを感じます。ここが、不思議に感じているところです。それで、音楽と会わない感じをうけます。

  2. ジュンコ より:
    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    三郎さん

    こんにちは。
    コメント、ありがとうございます。

    ご質問の件、まず、男女の体格差、筋力差についてですが、
    私、思いますに、
    最初から、男女の性差は加味されてこのダンスは作られてあるのでは?と思っているのです。
    言い換えれば、男女の役割が適材適所、ドンピシャになれば、性差は利用できるものとして、むしろあったほうが良いもの・・・。
    またダンスは、筋力と言うより「力の運用法」が上手くいっているかどうかが大切なような気がします。
    伝達力のある筋肉を有することができれば、男女差はなくなってくるのではないでしょうか?
    (ブログの第121・122話をご参照ください)
    その点、インナーマッスルの活性化は重要なポイントだとも思います。
    (大学のときは筋力で解決しようとしましたが、上手くいきませんでした。
    鍛えたのは、アウター・マッスルであったと思います)

    次に、ウインナーワルツの件ですが、
    1にアクセントがありますが、
    音楽のとり方は、ズン・チャッ・チャッ ではなく、ズーン・チャ・チャ と言う感じなので
    ちょっと外れている?というように見えるかもしれませんね。
    動きについても、スウエイ・チェンジが早いため、突き上げるように見えるのかも知れません・・・いかがでしょうか?

  3. 三郎 より:
    SECRET: 0
    PASS: b427c90b069896a917d44ad8c9407cc5
    こんばんは。

    ご回答ありがとうございます。
    あるダンス教室で「男は男らしく、女は女らしく」が、社交ダンスの究極の目標とかで、考え込んだことがありました。そう、創られているとのことですね。参考にします。

    インナーマッスルの件について。
    人間は、内層筋、外層筋がバランスして存在しているように、考えます。
    特に、スポーツ選手では、過去は、外層筋を鍛えた人が、これから、内層筋を鍛えることにより、どんな体形になるのでしょう。
    イメージがわきません。両方、両立するものとは、思えないのです。
    両方維持していくのに、現在の、倍の練習、鍛錬は、現実的ではないように、思えます?
  4. ジュンコ より:
    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    三郎さん

    こんにちは。

    私も、
    インナーマッスルとアウターマッスルをバランスよく鍛えるのが適切と思います。

    また
    ちょうど、インナーマッスルは下着でアウターマッスルが上着のようなものだと考えておりますが、いかがでしょう?

    なお、インナーマッスルは鍛えるより前に、
    (その存在を)感じて、活性化させるという所から入ると自然だと思いますね。