(第915話)社交ダンスを教えるということ vol.7 ダンス実学主義の夜明け⑲ ~上級者ホールド・テク どうあるか?~

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特別シリーズ 
社交ダンスを教えるということvol.7 

上級者ホールド・テク どうあるか?

ダンス実学主義の夜明け ⑲


第912話より引き続いて。
上級者向け、実学となるホールド・テクニックとは? 
のお話だ。

上級者が目指すべき、

三方良しホールドは、

作り方が難しい、と、ジュンコ先生。
理由は色々アル。
個々のカラダは違う
習熟段階も違う
自覚と実態が違う
主観と客観のズレなど・・
(第912・913・914話参照)
これらのせいで、
「ホールド・フレームは、こういう風に作るんですよ」
みたいな決定的なマニュアル伝授が不可能。

だが・・・ジュンコ先生は言う。


ジュンコ先生

「普遍的テクニックは、伝授可能。

つまり、誰にでも共通の“基盤”“基礎”の部分ね」


Q
「つまり、上級者ほど基礎に戻る、
いや、戻るべきと言うことですか?」


ジュンコ先生
「そうとも言えるわ。
そして・・・コレは、
ホールド・テクニックだけに限ったことではないけれど、
上級者になればなるほど、
『何をするべきか』
いわゆるマニュアルみたいなことを教えるよりも
『どうアルべきか』
みたいな意識・考え方を提言した方が、良い。
実学になる
」


Q
「ということは、
三方良しホールドをつくるために、
『アレしなさい、コレしなさい』
と具体的指示を出すよりも
『こういう考え方を、各自でカタチにしなさい』
と言うほうが、実学になるということですか?」


ジュンコ先生
「その通り!
上級者は自分で考える力を持っているからね。
自分のカラダの習熟度に照らし合わせて、
“仕入れた”考え方を自分用に膨らますことができるし、
ソレをすることが、また、楽しくもある。
かえって、アレコレ指示を出されると、
困惑する人もいるくらいね」

「例えば、ホールドのカタチを作る際
『肩甲骨をこの角度でこう使いなさい』
と、教えるのではなく
『本来、肩甲骨はアバラの上に浮いていて、
鎖骨にくっついているだけ
だからとても動くように作られている』
といった、普遍的な知識と
『だから、肩甲骨辺りが固まっている人は緩めましょう』
コレだけで、自分のフレームに
変化をもたらすことができる人もいるわけ」


Q
「なるほどね。
ワタシはまだまだ、上級者じゃないや。
だって“指示待ち族”なんですもの(笑)
あのぉ、伝授可能な普遍的な、
ホールド・テクニックについてなのですが、
ソレには、どんなモノがあるんですか?」


ジュンコ先生
「OK、ざっと挙げるとね、

・肩甲骨と鎖骨・上腕骨・前腕骨・手首・手からなる
“腕部フレーム”部位と体幹部を、分離させる。

・“腕部フレーム”部位は骨格により形成
体幹部はエネルギーがスムーズに流れるように、
インナーマッスルを活性化

・腕はドコからか、脚はドコからか?を確認。 
腕は徹底的にリキミを取る。
「脚部はみぞおちから」を徹底。

・体幹部での、腕と脚のつながり確認

・各自が床からのエネルギーをカラダに循環させる

・相手とエネルギーを分かち合いコンタクトする
」


Q
「なんか、すごい内容!むずかしそう」


ジュンコ先生
「言葉にすれば、そうなっちゃうわね。
でも体感・体験すれば、ソレが実学となるわ」


      続く第916話へ





Real Junko Voice

「もう一つの学連物語」
vol.91 ~ 身近な死の病 ~
 
ガンという不穏な響きは、
ワタシにとってそれほど遠いものではありませんでした。
大好きだった母方のおじいちゃん(Voice29に登場)の命を奪ったのは、
胃ガンでした。
父方のおじいちゃんも、肺ガンで亡くなっています。

そして、実は、
つい1ヶ月前にも“義理の母”をガンで亡くしていたのです。
言うまでもなく、Y氏の実母です。
末期の胃ガンでした。

「今、連絡があった。おふくろが昨日入院したらしい」
と、東京出張中のY氏から電話があったときは、
まだ気楽に構えていました。
「検査入院のようだけれど、どんな様子か見てきて欲しい」
「父がそばについているから心配ないと思うけれど、
何か手伝うことがあるかもしれないのでお願いする」
そんな依頼でした。

病室に着くと、すぐに
「これから、先生のところに検査の結果を聞きに行くので、
ジュンコさんも一緒にお願いします」
と、“義理の父”から言われました。

ワタシはY氏への報告にと思い、
メモを取る用意をしながら、後からついていきました。

そして、とんでもない話を聞くことになったわけです。

「末期の胃ガンです。
体調が悪いのは、たまった腹水のせいです」

ガン!?
お母さん、そんなに悪いの? 

全く予期せぬことだったらしく、お父さんは
「ソウですか・・・」
と言ったきり、固まってしまいました。

「残念ですが、もって数日でしょう」
すでに手遅れ、との宣告。
続いて、延命処置についての話に移り・・・
ワタシは何がなんだか分からないなりに、必死でメモを取り続けました。

ドラマのようだ、と思いました。
ガンの告知シーン。

そのすぐ後に、
自分も同じような目に遭うとは、想像もつかなかったことです。

2日後、
宣告どおり、お母さんはあっけなく逝ってしまいました。

そういえば、
不思議なことがあったのです。

それは、通夜の晩・・・



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コメント

  1. おさむ より:
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    こんばんは、昨日早速回答して頂いて、ありがとうございます。

    今日のレクチャー、普遍的なホールド・テクニックのところなんですか、「腕部フレームと体幹部を分離させる」はどういう意味でしょうか?昔のブログで取り上げた「床からエネルギーを吸い上げて、体幹部に経由して腕に届く」と言葉的に矛盾してるような気がします。

    まだ考えが纏まってないですか、どちらも「腕は徹底的にリキミを取る」の点が共通してるですね。
  2. ジュンコ より:
    SECRET: 0
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    おさむさん

    コメントありがとうございます。

    「腕部フレームと体幹部を分離させる」
    は、肉体的なことです。
    これをするとことで、
    「床からエネルギーを吸い上げて、体幹部に経由して腕に届く」のです。
    癒着(ゆちゃく)していたら、エネルギーを吸い上げることが困難なので、
    肉体的には分離するということです。

    ちなみに、分離の感覚は第61話をご参照くださいね。