(第887話)社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3 ~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑮~

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第2回 社交ダンスが上手くなるということ
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社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3 

実践・パーソナルスペースを

活かしあったホールド


~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑮~


前回の

パーソナル・スペースを活かしあった

ホールドの作り方


を、

挨拶の仕方 に転用させてみよう。

実は、
これから伝授いたします手法、
例の“チマタのパーティ”に“お忍び”で紛れ込んだ時に、
すでに実体験済みなんだ。
(第875話参照)

もちろん、成功いたしましたゆえ、
興味を持たれた方はどうぞお試しあれ。

では、ライブ感覚でお届けしよう。


~ パーティ会場にて ~

男性に誘われ、フロアーへ。
音楽はが、かかった。
ワルツだ。

男性と向かい合って立つが、その際、

わざと距離を取る

ここで、音楽を感じて、
カラダの中のインナーマッスルの準備にかかる
。
カラダがまとまりながらも、
スーッと引きあがっていく感覚だ。

男性は左手を出し、ワタシを引き寄せにかかる。
少しあせっているようだ。
でも、ワタシはマイペース。

決して組み急がない

右手で男性の左手を取るや、
もう一度自分のカラダの奥にアクセス。
呼吸をするかのように一拍、置く。
相手の男性の
“輪郭(りんかく)”
“床への重み”
“中心のありか”

などの情報を捉えようと、
カラダのセンサーが働いている。

お、結構“情報”がたくさんアル男性だ。
想像以上に、上級レベルの人の予感。
(もし、ここで、ほとんど何の情報が得られなくても、
あわてることはない。
自分のカラダの中に、良い感じでとどまっておく)

音楽を感じながらおもむろに近付いていく。
あくまで、

「落ち着いて、ゆっくり、丁寧」に。

男性との距離感が詰まっていくのを楽しみながら感じている。
相手に
威圧感・圧迫感を与えないように
柔らかい感覚で近付いていく
。

男性の近くにいっても、
自分のカラダの中を忘れることはない。
よーく感じている。
そのほうが、余計に相手のことが感じられるからだ。
というより、相手のカラダの中をスキャンすることで、
自分のカラダを感じているともいえる。

男性が
ドコでコネクションをしようとしているのか、
を感じていく
。
アーム?
ボディ?
ボディでも、みぞおちの部分のみ?
もっと範囲が広く?

このときもあせらない、
アクションは常に落ちついて・ゆっくり・丁寧に。

あらゆる接触感覚を感じている

少し、背中がキツイ。
締められ感があるが、気にはならない。
なぜなら、

自分のカラダのパワーがあるからだ。

最終的な

“組む”は、踊りながら一回一回

微調整をはかり続ける。
スイングなどのアクションを同調できることを、
心がけて踊る。


次の曲はルンバ。
基本的には、ワルツに時と一緒だ。

ここでも相手と、わざと距離を取る。
音楽を感じて、
カラダの中のインナーマッスルの準備にかかる
。

組むために距離を詰める。

アクションはすべて、

インナー・マッスルから、

を、心がけると、

落ち着いていられる


相手とまっすぐに向かい合っている印象。
手をソッと取り合う。
特にアイ・コンタクトはしないつもりが、
相手と目があった。

さらに、音楽に集中。

スタート・・・・


     続く第888話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.71 ~ ポピュラー・ミュージックで踊りたい! ~

さて、Y氏との結婚により、一変したのは、
実の両親やダンスの“両親”たちとの関係だけではありませんでした。
ダンスとの関係、コレにも大きな変化があったのです。

キッカケは、Y氏のこんな言葉でした。
「ドリカムや、サザンで踊れないの?」

ワタシはあっけに取られます。
ドリカムやサザンって・・・
それは、いわゆる“歌謡曲”“ 流行歌”でしょ!?
社交ダンスの音楽は、そういう“軽薄な”音楽ではなく、
もっと高尚※な・・・
と言い返しながら、果たしてソウだろうか?
“歌謡曲”は軽薄で、ダンスミュージックは高尚?
と、内心、困惑している自分に気がつきます。

と、Y氏はニコニコしながら、
私がいつもかけている音楽の中にも、
海外の “ ポピュラー・ミュージック”がたくさんアルよ、
と言うのです。

例えば、
「Wake Me Up Before You Go Go」という曲は、
(ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ)
Wham!(ワム)というアーティストの世界的大ヒット曲だそう。

あ、そうなの?
とワタシは混乱します。
ワタシにとっては、ただのダンスミュージック、
単なるジルバの曲であったソレが、違ったものに見えてきます。
ソウか、そういうことってアリなんだ・・・
こだわりがほどけてゆきます。

「海外の歌謡曲・流行歌の中から
ダンス音楽になっているものは多いんじゃないのかな?
だから、ドリカムやサザンで踊ったって、全然OKなはず」
Y氏は言います。

「知っている曲で踊ったら楽しいよ、きっと」

ワタシは、ココロが動きました。
Y氏が持っていた、両アーティストのCDを聴いてみました。

踊れるものはないか・・・
新たなアプローチです。
果たして、驚きの発見が待っていました。

※学問・技芸・言行などの程度が高く上品なこと。
けだかくてりっぱなこと。




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