(第883話)社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3 ~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑪~

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第2回 社交ダンスが上手くなるということ
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社交ダンス的・プロトコールのススメvol.3 

パーソナル・スペースが広い人は

ダンスに不向き!?


~社交ダンサーのための“距離感”の教養 ⑪~


第880話の続き。

“近接心理学”の中で、社交ダンスは、
「夫婦・恋人レベル、
かなり親しいレベルでの距離感帯」
に属する行動!? ってことがわかった。
ということは・・

社交ダンスとはパーソナル・スペースが

狭い人向きなのか???


ではここで、
一般的にパーソナル・スペースが広いといわれる、
さまざまなタイプの人をザザット挙げてみよう。
自分も思い当たるって人は○をしてみて。
さぁ、アナタはいくつ○がアルかなぁ?

① 社交性がナイという自覚がある  (  )
② 異性に対し、臆病 人見知りする  (  )                 
③ 嫌いなタイプの人間が多い  (  )                    
④ 自我がシッカリある  (  )
⑤ コンプレックスを多く抱えている  (  )
⑥ 人間関係の中で傷ついてきた体験が多くあるように思う  (  )               
⑦ 自立し、ひとりで生きていけるタイプ  (  )
⑧ 狭い空間より広い空間が好き  (  )                                   ⑨ 田舎の方で暮らしている、または、出身が田舎である  (  )
⑩ 男性である※  (  )

※男女のパーソナル・スペースは異なり、
男性のそれは女性より大きいといわれている。
なぜか? 男性のほうが、活動水準が高く、
女性より広い空間を必要とするから。
男性同士はお互いに接近して生活するのを嫌い、
女性はそれを好む傾向があるから。
とのこと。
パーソナル・スペースは、非常に個人差があるため、
絶対的なものではないが・・・念のため


「どーしょう!ワタシ、ほとんど全部が○だ」
って方は、
もともと社交ダンスに向いていない・・・・
ならば、社交ダンスをやっても
苦しみが増える結果になっちゃうのでは?

ウーン、その辺のところをジュンコ先生、
どうなんでしょう?


「たとえ全部に○が付いても、大丈夫よ」
とジュンコ先生。

「コレは、長いレッスン体験を通して
知ったことだけれど、
個人のパーソナル・スペースは、
かなりの確立で“変化”するわ。
あ、変化という言葉は適切じゃないかもしれないわね。
そう、
すべての人に、まだ出会っていない
“自分”と言うものがあって、
そのいわば“潜在的な自分”が、
社交ダンスを通して“発見”されていく
・・・
そんな感じね。

新たな自分の発見を通して、

人は、新たなパーソナル・スペースを

獲得していく
の」


Q
「ってことは、
『自分は全く社交性がナイという自覚がある』 人が、
実はメッチャ、

社交性のある自分を発見する

ということもアリなんですか?」


ジュンコ先生
「そうそう!そういうことよ。
ワタシもソウだったから(笑)
社交性ゼロだったからネェ、小さい頃から。

ダンスのおかげで、

バランスが取れるようになった」


Q
「へぇ、ダンスのおかげでバランスが・・・
なるほど、なんだか分かってきました。
例えば、静かなるジャパニーズが、いきなり、
ラテン系のコミュニケーション人間に
なっちゃうってことではなく、
気質や正確に偏りがなくなって、
つまり、バランスが良くなって
それに伴って、
人間関係が良いように変化して・・・
そういうことですか?」


ジュンコ先生
「ソウね。
コレは社交ダンスの特長であるとも思うんだけど、

“パーソナル・スペースに

無理がなくなり、

その人らしくなっていく力“


をダンスは持っている。
その力を活かすことで、
当然、ダンス自体も上達するしね」


Q
「興味深い話だわ。
もっと聞かせて欲しいです!」


     続く第884話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.70 ~ 司会進行 ~

心臓が飛び出しそうに打っています。
もうすぐ始まるアマチュア第3予選。
ワタシの声がマイクの乗ってゆく瞬間です。

フロアーに出てくる選手たちにとっては、
司会が、ベテランからシロウトにチェンジしたことなど、
アル意味、どうでも良い事です。
自分たちのダンスがどうなのか、大切なのはソレだけです。

進行を滞らせてはいけない。
落ち着いて、落ち着いて・・・

マイクを通して聞く自分の声は、かなり低いものでした。
作成した原稿を目で追い、ドキドキしながら、背番号を読み上げます。
何とか、引っかからずに言えました。

選手たちは何事もなかったかのように、ワルツを舞っています。

ヒートを重ねるごとに、リズムをつかむことができるようになりました。
口とマイクの距離感も分かってきたようです。
かつて自分が、背番号を読み上げられる側であったことの記憶が、
助けてくれたように思います。
競技会中のアナウンス感覚を覚えていたということです。
自分でも驚くくらいに、
タイミングよく声を発しているように感じる瞬間があって、
少しうれしくなりました。

すべてのヒートをスムーズに送り出すことができました。

ベテランの彼女は言いました。
「上手いヤン。良かった、
しばらく任せるから・・・休んでくるわ」

一人になるやすぐに“父”もそばによって来ます。
「ヨッシャァ、上手いこといったナァ」

少しは心配してくれていたようです。

長い1日が終わったときは、もうグッタリ疲れきっていました。



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コメント

  1. 梅吉 より:
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    「ダンスによりバランスが取れる」私も実感しています。私は平素無口です。が、ダンスをしている時、又音楽が掛かっている時は、人が変わる様だと言われます(特にラテンの時は)。普段からそうしていれば良いのにとも言われますが、これもバランスかとも思います
  2. ジュンコ より:
    SECRET: 0
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    梅吉さん

    コメントありがとうございます。

    それはとても良いことだと思います。
    ダンスにより引き出される潜在的な人格は、貴重なものです。大いに楽しんでみられてはいかがでしょうか。

    これからもよろしくお願いいたしますね。