(第1170話)新天地へ・未知なるパソドブレへの道LⅩⅩⅦ~正しいトランス状態のための5つのつながり~

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以下は、
ジュンコ先生と、Qさんの対談だ。
テーマは、

コミュニケーションから生まれる 

正しいトランス状態



Q
「トランス状態が,
“コミュニケーション”から生まれる?
タイトルの意味がよくつかめないんですけれど(汗)
この場合のコミュニケーションって、
つながるって意味で良いんですか?」


ジュンコ先生
「そうね。
伝え合う、受け取り合う、
つまり・・・

つながる、関係を持つってことでOKよ」


Q
「じゃぁ例えば、
私が踊る時、
正しいトランス状態に入るためには、
ナニとどんな風に、
コミュニケーションしたらいいんですか?」


ジュンコ先生
「“ナニと”から答えましょうか・・・
でも、答えを言うと、
『あぁ、なーんだ、ジュンコ先生、
いつも言っているアレか』 と、なるでしょうね(笑)」


Q
「ってことは・・・
音楽とか床とか相手?」


ジュンコ先生
「その通り!
後は、Qさんの
カラダの中にアル各パーツ同士、
そして、想いと行動
大きく分けて、この5つね」
(詳しくは第365話参照)


Q
「チョット、待って、整理させてください。
踊っているときに、
正しいトランス状態に入るためには、

音楽とつながる

床とつながる

相手とつながる


そして、

カラダの中の各パーツがつながる

それから、

自分の想いと行動

つまり、
『こう踊りたいと思った通りに、カラダが反応する』 
以上、5つのつながりが必要
コレで、良いですか?」


ジュンコ先生
「パーフェクト!(笑)
で、ココからが大事なこと、なんだけど・・・

正しいトランス状態とは、

5つのつながり、
すべてがアル状態


を言うの」


Q
「え~!?
どれか一つが欠けてもダメッてことですか?」


ジュンコ先生
「そうね。
つながりレベルは低くてもいいから、
5つすべてと関係していないと、

妙なトランス状態になっちゃう。

見ている人に
『あんな風に、なりたくない』 
と、トランス状態自体を、
毛嫌いさせてしまうものになっちゃうの」


Q
「ハハーン、わかってきました。
トランス状態で踊るって、
音楽には乗っているけれど、
夢遊病みたいな感じでフラフラ踊ったりするイメージ、
持ってましたもん」


ジュンコ先生
「ソレは、5つのうち、
特にナニとの関係がない状態かわかるかな?


Q
「ウーン・・・床、かな?」


ジュンコ先生
「そう! 
床からのエネルギーが枯渇した状態なので、
フラフラ、さまよったような踊りになっちゃうの。
悪い意味で“流れる”ダンスになってしまう。
ただし、ソウいう人は、
相手との関係も良くないはずだけれどね」


Q
「なるほど。
それに、時々、
競技会のラテン戦なんかで見受けられるんですけど、
すごく気分ノリノリで“悦(えつ)”に入って、
踊っている・・・
まぁいや、
それもトランス状態なんでしょうけれどね、
でもぉ、なんだか、見ていられない。
可笑しくなってしまう・・・
そう言う場合も、
どれかのつながりが欠けていると?」


ジュンコ先生
「そうね。
まず問題なのは、

想いと行動のズレ、ね。

自分自身は“すごく気分が乗って、
かっこ良く踊っているつもり”なのね。
でも、ソウいうタイプの人が
(5つのつながりの中で)最も欠けているのは、
カラダの中のパーツ同士のつながりでしょうね。
カラダの中がつながっていない状態なので、
妙に力んだ、クセのアル表現になるの。
カラダがつながっていないと、
気持ちが先走ってしまうしね」


Q
「そうか・・・
でもアァいう人の姿を見ると、かっこ悪いから、
自分はやめておこうって思っちゃいますよね。
恥ずかしくない程度に、踊ろうって。
トランス状態になんかなったら、危険だって(笑)」


ジュンコ先生
「そうね・・・
でも、ワタシ思うに、
ダンスは、

“気分が乗って、楽しく踊る”

それで、まずは良いと思うのよ。
低いレベルでのトランス状態でも良いから、
もっともっとはじけて、熱演したら、良い!と思う訳。
だって、ダンスは、

“解放”が基礎だもの」


Q
「でも、難しい!
その解放が怖い(笑)
かっこ悪いよ、
キレイじゃないよ、人が見て笑っているよ
という自意識がムクムクと出て来てしまうんです」


ジュンコ先生
「では、質問よ。
ソウいう人、
つまり、自意識の高い人、生真面目でタガを外せない人が、
正しいトランス状態に向かうためには、
5つのつながりのうち、

どれを強化したら良い思う?」


Q
「???」


       続く第1171話へ





Real Junko Voice
(目次)

「もう一つの学連物語」
vol.264 ~ダンスはとってもイージーです!?~ 

ややズングリ体型のG氏と、
すーっと縦長シルエットの夫人。
ヒールを履くと、夫人の身長の方が高くなる?

カップルとしてのバランスは、ベストには見えませんでした。

ところが、ひとたび踊り始めると、
「ごっつええ(大変良い)カップルバランスに見えるから、
コレが不思議や」
と、わが師匠。
ベストでなかったからこそ、
勉強をし、工夫をし、そして努力をし・・
やがて、誰にもマネのできない、
完璧なダンスを“練り上げる”に至ったのでしょう。

また、
夫人のレッスンを受けるようになって
G氏のテクニックの素晴らしさも、さることながら、
カップル成功の秘訣は、
夫人のナチュラルな“才”にあったのではないか?
とも思えるようになりました。

それは、タンゴのレッスンでのこと。
しょっぱなに、夫人はこう言ったのです。
「ダンスはとっても、イージー(簡単)です」
そして、
「中でも、タンゴは、最もイージーなのよ」

その理由
「最初に、相手と“組む”ことさえできれば、
後は、一緒に歩いていれば良いの」
と、言うや、
“その人”と組んで、実際にやってみせたのです。

ウォーク 
リンク
プロムナード・・

しばらく踊った後、夫人は笑いながら、
“その人”に向かって
「ね、簡単だったでしょ?」

“その人”は、赤い顔をして苦笑しています。
「ボクは、ナニもしていない。
楽について行っただけで、踊れた・・・」



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コメント

  1. 三郎 より:
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    こんにちは。

    後退者(ここでは女性)が、誘導する話として、2ウオーク、リンクまでは納得です。
    pにそう要求しますが、なかなか応じてくれないですね。
    プロムナードは、男性の第1Qのリードが必要とされるのではないかいと思います。ここは、ジュンコ先生と感じ方が異なりました。

    ダンスは他人には、見えないような細かな工夫が秘められているように思っています。
    気持ちよさそうの踊っているように見えても、実際には、内面では、大変な仕事をしているように思います。
    タンゴの2ウオークは、別々のウオークで構成されていることに深い意味はあるような気がします。

    ヒントをしめしてくれていますが、プロが誰なのかわかりません。英国の方ですよね。

    最近は、英国人はフアイナルの残りませんね。ダンス自体が変化したようにも見えます。
  2. ジュンコ より:
    SECRET: 0
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    三郎さん

    コメントありがとうございます。

    この女性コーチャーは英国の方です。
    いろいろなコーチャーに習いましたが、
    それぞれに工夫・アイデアをたくさん持っていらっしゃいました。
    表面的に見ているだけでは、分からないことばかりでした。
    また、レッスンを受けても、当時はまだ表面的な解釈しかできませんでした。

    英国ダンス・・・水面下で復活を狙っているのではないでしょうか?
    楽しみでもあります。

    ダンスは変わって来ている様に思います。
    身体操作的な進化が見られますね。
    ただ、(幸い)普遍的な部分も多いようです。
    その辺りの勉強をもっとやって行きたいと思っております。

    これからもヨロシクお願いいたします。